建物を支える強固な基礎構造
強固な基礎を構築するため、地盤より約22ｍの支持層に既製杭を施工（Ｇ-ＲＯＣK：ジ—ロック工法）し、建物全体をしっかりと支えます。
※Ｇ-ＲＯＣＫ（ジ—ロック）工法は、杭先端の根固め球根部を完全に支持層中に築造するため、施工管理が容易であり、確実に支持力が得られる高支持力杭工法です。
建物の強度を高めるダブル配筋
建物の主要な床や壁はコンクリート内の鉄筋を二重に配するダブル配筋としました。シングル配筋に比べて高い強度を発揮し、建物の耐久性を保ちます。
コンクリートの強度を確保する水・セメント比
セメントに対して水を通常より少なく、水セメント比を50％以下に設定。これによりコンクリートの収縮を少なくし、ひび割れも起こりにくくして、耐久性を高めています。
遮音性に配慮した壁構造
住戸の外壁は約150〜180mm、戸境壁は約180〜230mm、スラブ厚は200mmを確保（1階のみ180mm）。隣接する住戸や上下階の住戸の生活音の漏れにも配慮しています。
LL-45等級のフローリング床
遮音等級LL-45等級のフローリング床を採用。音（軽量衝撃音）の伝わりを軽減し静かな住空間を確保しています。
メンテナンス性に優れた二重床・二重天井構造
床面とコンクリートスラブ面の間に緩衝ゾーンを設けた二重床・二重天井構造を採用。給・排水配管などのメンテナンスや将来のリフォームの際に有利な構造です。
万一に備えた耐震ドア枠
大地震に備えて、玄関ドア枠に耐震対策を施しました。枠とドア本体の間にクリアランス（隙間）を設け、建物の変形に対する耐震性を向上。ドア枠に多少の変形が生じても扉の開閉を可能にします。
断熱性能の高い複層ガラス
ガラス２枚を組み合わせて、間に空気層を入れた複層ガラスを全住戸の全窓に標準装備。空気層によって、熱が伝わりにくくなるため断熱性能が高く、省エネルギー効果につながります。また、結露の発生を抑え、快適な室内空間をつくり出します。
※掲載の設備写真はすべて参考写真です。
